12月 29日, 2023年
【熊野町の家】 2023年の仕事納めは、解体中の古民家の片付けでした。 和室の天井上には大きな火打ち梁、こういう組み方は初めて見ました。 小屋裏の床部分は全て土葺きで、これは防火のためだと思います。 昔使っていた農機具がそのまま残っていて、民族資料館のようでした。 解体するといろいろな発見があって面白いですね。...
11月 01日, 2023年
今年度の住宅講演会は『和の住まい推進リレーシンポジウムin広島』として、講師に手嶋保氏をお招きし、12月17日(日)に開催します。...
10月 29日, 2023年
『みんなでつくる中国山地004号』に、「木と土の住まいづくり」と題して寄稿させていただきました。伝統に生きる大工として、これまでの経験、今考えていること、これからのことなど綴ってみました。そのほか、『住まう』をテーマに中国山地で暮らしている人たちの取材記事がたくさん掲載されています。...
8月 23日, 2023年
【海田町の家】 猛暑の中ですが、木小舞の取付をどんどん進めています。 縦の小舞を室内側から桁と貫に取付け、横の小舞は外から柱と縦の小舞に取付します。 小舞のサイズは12mm×21mm、3000本ほどあって大変ですが、2階は終わって1階を施工中、あともう少しです。
7月 31日, 2023年
今年度より”ひろしま住まいづくりコンクール”の審査員を務めることになりました。 2017年に県知事賞を頂いてから機会があればまた挑戦したいと思っていましたが、審査でいろいろな住まいを見ることのできる良い機会なのでお引き受けしました。 自分なりの視点で見ることができればと思います。 たくさんのご応募お待ちしております。
7月 22日, 2023年
【海田町の家】 無事に建前完了しました。 梅雨空の中の建前で空模様を心配しながらでしたが、あまり降られることなく、4日間で屋根仕舞いまで出来ました。 応援していただいた皆さん、ありがとうございました。 引き続き完成目指して頑張ります!
5月 25日, 2023年
山口県の高月工務店さんが「木と土の家」づくりで提携してもらえることになりました。 昨年は島根県の増田住建さんと協力して1棟建築出来ました。少しずつ隣県の工務店と連携が深まることを嬉しく思います。...
5月 14日, 2023年
【熊野町の家】 古民家の耐震改修のために、「限界耐力計算」による構造計算を行いました。 🔳限界耐力計算とは...
4月 27日, 2023年
【海田町の家】 墨付け完了しました。2か月かけて1本1本墨を引きました。 非効率だと笑われるかもしれませんが、伝統的な墨付け刻みの手仕事にこだわっています。毎日木と向き合っていると、一つ一つ丁寧に作って大事に永く使ってもらうことが一番のエコだと感じます。何よりもやってて楽しいです。刻みも同時進行中。興味のある大工さんは連絡ください。...
3月 19日, 2023年
【みくまりの家】 納戸を増築しました。 木と土の家の納戸は当然、木と土で。奥様念願の納戸は我が家と同じ作りです。収納量が格段に増えますが、いつの間にか一杯になるんですよね。 外観も完成から1年以上経ち、落ち着いてきました。このぐらいが一番好きです。庭は施主の手作り。素敵に仕上がってますね。