飛騨高山にある吉島家の年末の大掃除に六車工務店の皆さんと参加しました。
竹竿に熊笹を巻いたもので梁や柱のほこりを払い、雑巾がけをしています。
柱や梁には「拭き漆」が塗ってあり、拭くと美しい木目が浮かび上がり、
感動的でした。
家ではまだ積もってなかったんですが、
やはり作業場のあたりはうっすら雪化粧でした。
暖かい気候になれてしまったので、
この寒さはツライですね。
広島へ戻って1年。
目の前にある仕事や課題に対して
自分なりの答えを出すことに懸命になっていると、
ホントにあっという間でした。
ただいろんな意味で少し引ける自分がいることは、
多少成長できたのかもしれませんね。
時々の初心忘るべからず。
2年目も寒さに負けないよう頑張ります。
古民家改修の家にあるキッチンのカウンターで使う石のサンプルです。
大理石や御影石などがあります。
上段左からビアンコカララ、山西黒、庵治石、
下段がブラックマルキーナ、御影G654、御影G603となっています。
香川県に加工場を持つ西山石材さんにすすめていただいたものです。
どれも美しい表情で、おもしろいですね。
プリンターが新しくなりました。
ロール紙とカセット給紙が両方使えるのが、便利ですね。
そして、スピードと線画の綺麗さには感動しました。
飛騨高山にある「吉島家」を訪ねました。
酒屋を営む豪商が明治41年に建てたものです。
今は重要文化財となっています。
玄関を通って土間に入ると、
立体的な格子となった小屋組が目を引きます。
この空間は3階にあたる高さにある窓から光を取り込むためにあるそうです。
町屋の中にあるこの建物では、太陽の光がとても重要だったのですね。
富山県にある職藝学院で、大文賞の表彰式に出席しました。
大工や、家具、庭師といった職人を育てている学校です。
広い敷地に多くの作業場や校舎があって、学生が技術を学ぶには、
とても恵まれた環境でした。
社会に出ると技術を磨く場は少なくなっているので、
ここでじっくりと学べる学生さんは羨ましいですね。
ただ、大学を出てから、現場で学んできた私がこの賞をいただいているということは、
やはり技術だけでは、今の社会は通用しなくなっていることを象徴していると思います。
講師に任命していただいたので、
私が学生に伝えられることはそのあたりのことかもしれませんね。
現在、設計中の住宅の軸組模型が完成しました。
1/50のスケールです。
1820のグリットに合わせて柱を配置したので、適度な規則性が心地良く、
「木立の中で、木漏れ日が差し込むような」というコンセプトが
うまく表現できたと思います。
美しい石畳の土間に力強い木組み。
現在、改修の設計をさせていただいている住宅の玄関土間です。
元々、おじい様とおばあ様が住んでいた家を受け継いで、
新婚のご夫婦が住まわれます。
もちろん、この土間はこのまま残すので、新しくする部分と、
うまくコントラストが楽しめるような家になればと思っています。
約5か月、自然乾燥させた材料が届いたので、
さっそく刻みをしました。
番付は、材料を広げて使う場所や向きを決めていきます。
それぞれの材の木目や色などを見極めて、木配りします。
第1回「大文賞」を受賞しました。
これまで自分がしてきた仕事を評価していただいて、とても光栄です。
この賞にふさわしい大工となれるようにこれからも精進したいと思います。
受賞式は10月に富山の職藝学園であるので、
新たな人や建築に出会える良い機会になると期待しています。
先日、大文賞の選考会へ東京へ行ってきました。
短い時間でしたが、全国の同世代の大工と話をすることができて楽しかったです。
一泊しかできなかったので、あまり時間はなかったのですが、
東京の新名所巡りができました。
多忙な日常から少しだけ離れて、良い気分転換になりました。
また時間があれば、いろいろと旅をしたいと思います。
地元の神社の改修が仕上がりました。
本殿と拝殿が分かれていて、今回は本殿を主に直しました。
山の斜面に建てられていて、土台や床は随分と傷んでいたので、
土台と柱の一部を交換して、床を張り替えています。
神様には後日、神主さんにお祓いをしてもらって、戻っていただきます。
秋には地元の人が集まって、小さなお祭りが開かれます。
GWを利用して大分へ行ってきました。
大分と熊本の県境の上津江町は、サッカーのW杯でカメルーンのキャンプ地として有名になった中津江村の隣に位置し、この辺りの杉を「津江杉」といいます。
先日届いた丸太が製材されたそうなので、見に行ってきました。
正方形断面に背割り、一番使い慣れた形ですね。
これから2~3か月、自然乾燥させます。
背割りの開き具合で、乾燥の進み具合が分かります。
梅雨に入る前に加工できたらなと思っています。
15年ほど前に家を新築されたお客様の
倉庫を増築させていただきました。
既存の倉庫を延長させる形で増築したのですが、
うまく収まって良かったです。
外壁の上部はポリカ波板を使って、倉庫内に光が入るようになっています。
木の架構が透けて見えるので、印象的な外観になりました。
マリーナホップにて、東邦産業社さんが行われている
ピカピカのどろ団子作りのイベントに参加させていただきました。
皆さん楽しそうに磨いておられます。
子供はもちろん、大人の方も夢中になっていたのが印象的でしたね。
無垢の杉の風合いをPRするためにフォトフレームを製作しました。
折置き組という木の組み方をモチーフにデザインされているので、
「オリオキ」と名付けました。
はがきサイズの写真やポストカードを飾れるようになっています。
小さな事務所を新築することを決意して、
地元の製材所の大林製材さんに材料をお願いしました。
そして今日、県産材の原木が届いたということで見に行ってきました。
年輪も均一に詰まっていて色味もきれいな杉でした。
また後日製材するそうなので、どんな木目が出てくるか楽しみです。
部屋の空いたスペースに小さなキッチンを製作させていただきました。
杉の厚板でキッチンを組んで、
オーダーメイドのステンレスシンクにIHコンロと単水栓を取り付けています。
お茶を入れたりするのが、とても便利に楽しくなったと喜んでいただきました。
どろ団子作りをしてきました。
土を丸めたものをさかずきを使って磨いていきます。
3月20日、春分の日にイベントに参加するので、
興味のある方は是非お越しください。
詳しくは東邦産業社さんのホームページをご覧ください。
HP開設しました。
少しずつ内容を充実させていきたいと思います。
よろしくお願いします。