引出しの上にのせて使う小物トレーの使い方をまとめました。
引出しの上をスライド出来て、小物の整理に便利です。
大工が作る引出しの作り方まとめました。
無垢の木を使って、シンプルで丈夫な作り方。
永く使ってもらえます。
【白木町の家】
古民家改修工事も大詰めとなり、家具の製作を続けています。
お客さんの暮らしに必要な家具や道具はご要望があれば、できるだけ手作りで製作したいと思っていて、テーブル、ベッド、ソファなどいろいろ作ってきましたが、なかでも一番難しいのが椅子です。
体にフィットする寸法、長く使える強度、シンプルで暮らしに馴染むデザインなどなど。
柔らかい杉を使った椅子を試行錯誤してきて、ようやく行き着いたのがこの「6」を二つ重ねた形でした。
自宅で約3年の実用試験を経て十分な強度も確認できたので、ダイニングチェア「66」(ロクロク)として家具のラインナップに追加したいと思います。
暮らしの器としての住まい、そして家具。シンプルで素朴に質素に、ひとつひとつ丁寧に手作りしていきたいと思います。
友人がデザインした卓上のカレンダースタンドを製作しました。
気に入ったカレンダーがないから自分で作ってて、スタンドもデザインしてみたから作ってほしいという依頼でした。梁の端材に丁度良いのがあったので、それで作りました。素材を生かしたシンプルなフォルムで、良い感じにできたと思います。紙は折り紙の再生紙だそうです。一緒に写真立ても作ってみました。
端材といえども素材はとても良いので、もったいなく処分できずに溜まってしまいます。こういった小物に端材を利用すると、在庫も減って材料代も節約できるので、 一石二鳥です。
無垢の木を使った小物や家具を販売するためのショップサイトを準備しています。さらに完成度を上げてオリジナルの卓上カレンダーとして、ラインナップに加えたいと思っています。人とコラボするのは自分にない考えや感性を共有できるので、楽しいです。友人とはこれからもまた何か企画できたらと思います。
アアルトのスツールをリペアしました。
20年以上使っているそうで、座面がずいぶんと傷んでいたので、直してほしいという依頼でした。好きにして良いと言われたので、杉の赤身の板を貼り直し、全体をサンディングしてオイルで仕上げました。
愛着を持って使われてきた良い家具は、直して使うことでさらに長持ちします。これでまた20年使ってもらえると嬉しいです。
ソファをデザインして、試作を製作中です。
キュービックになるよう調整して、なかなか良い感じにフレームは出来ました(^^)v。
2人掛けやチェア、ベンチなどにもデザイン展開していけらと思案中です。
クッションをオーダーしてるので、早く座り心地を確かめてみたいです(´∇`)。
杉の端材を利用して、コースターを作りました。
材種 :杉柾目材
サイズ:6mm×80mm×80mm
仕上げ:オイルフィニッシュ
良質な無垢の素材をそのまま生かしています。
友人とのうちカフェやホームパーティに使うと手触りも良くリラックスできて、さりげなくオシャレです。
端材を使っているので、数量限定ですが、ネット販売なども考えています。端材を使った小物やオーダー家具をSHOPを開設して販売したいと思っていますので、また開設できましたらお知らせいたします。
杉の厚板100枚の桟積み終わりました(^^)/。
今回は市場の注文挽きで仕入れたので、かなりの生材で重かったです(^^;。 このまま来年の春まで自然乾燥させます。
柱の端材から作った卓上ランプ 「セワリ」。
お客さんと背割りについて話したことがきっかけで、柱の端材で何か作れないか考えていた時に、あるデザイナーの照明に出会いアイデアが生まれました。
背割りは木材の乾燥のために入れます。最初は細いスリットが、乾燥につれて開いてV型のスリットになります。つまり、背割りの開き具合が乾燥の目安になるんです。
その断面が面白いので、それを生かせるようにデザインしました。白熱電球は熱くなるので使えませんがLEDや蛍光ランプの熱で、使っているとさらに開いてくると思います。
今月はテレビボードや、キッチンなどの家具を作っています。今回の工事では、ベッドや机まで作らせていただくので、大工工事よりの家具工事の方が多いくらいです。
昨年より桟積みをして自然乾燥させた杉の厚板を使います。この板を貼り合せて30mmのパネルにしたものを刻んで、現場にて組立てます。このフレームに引出や扉、照明などをあとから取り付けます。
本棚、テレビボード、カウンターと1週間のサイクルでここまで作ってきて、明日からは、今回最も複雑なアイランドキッチンの製作に入ります。
お客さんから「出来ていく過程を楽しんでいます。」というメールをいただき、「見せる現場」を意識してやってきたので、うれしかったです。
完成まであと1か月、より楽しんでいただけるように、最後まで仕上げて行こうと思います。