白木町の家

田んぼの風景

窓から見える田んぼの風景
窓から見える田んぼの風景

【白木町の家】

 

窓から見える田んぼの風景。

 

大事に育てているお米を眺めながらの田舎暮らし。

 

ホントにうらやましいですね。

 

ダイニングチェア 66

ダイニングチェア66
ダイニングチェア 66
ダイニングチェア 66
ダイニングチェア 66

【白木町の家】

 

古民家改修工事も大詰めとなり、家具の製作を続けています。

 

お客さんの暮らしに必要な家具や道具はご要望があれば、できるだけ手作りで製作したいと思っていて、テーブル、ベッド、ソファなどいろいろ作ってきましたが、なかでも一番難しいのが椅子です。

 

体にフィットする寸法、長く使える強度、シンプルで暮らしに馴染むデザインなどなど。

柔らかい杉を使った椅子を試行錯誤してきて、ようやく行き着いたのがこの「6」を二つ重ねた形でした。

 

自宅で約3年の実用試験を経て十分な強度も確認できたので、ダイニングチェア「66」(ロクロク)として家具のラインナップに追加したいと思います。

 

暮らしの器としての住まい、そして家具。シンプルで素朴に質素に、ひとつひとつ丁寧に手作りしていきたいと思います。

 

 

オリジナルキッチンの製作

【白木町の家】

 

無垢の木を使ったオリジナルキッチンの製作、約1ヵ月の工程を定点観測し、タイムラプスにまとめました。

 

一つ一つお客さんの使い方や暮らし方に合わせて手作りしています。自然素材を生かした住まいにはやっぱり、無垢の木を使った手作りのキッチンが似合います。

 

木製3連窓の組立て

木製3連窓
木製3連窓

【白木町の家】

 

木製の3連窓を組み立てました。

両側2枚はFIXのガラス窓で、真ん中の窓がガラス戸と網戸が一体の引戸になっています。

 

鍵の掛け方が一般的な引戸錠やクレセントが使えなかったので、小さめの真鍮製フラッシュボルトを使いました。引手も鍵に合わせてBESTの真鍮フチナシ引手です。

 

一枚の建具にペアガラスと網戸を納めるのは意外と難しかったですが、窓を開けると網戸が出てくるので使い勝手は良かったです。また開けるとこを動画で紹介できたらと思っています。

 

 

Maki式薪ストーブの工房見学

オーダーメイドの薪ストーブ試運転中
オーダーメイドの薪ストーブ試運転中

オーダーメイドで薪ストーブを作っている「Maki式薪ストーブ」岡崎さんの工房へ見学に行きました。

 

安芸高田市にある古民家カフェ「iegoto」のあるオーブン付きの薪ストーブが気になって聞いてみると、近くの鍛冶屋さんで作ってると教えてもらったのがきっかけです。

 

工房で一つずつ手作りで作られているそうで、「鉄」「木」と素材は違いますが、同じ職人として共感するところがたくさんありました。15年くらい前から作り始め、試行錯誤、研究を重ね今のカタチになったそうで、全国各地にストーブを設置して回っているそうです。

 

手作りならではの素朴な感じが素敵で、これからぜひ一緒に仕事がしたいと思いました。

 

 

格子の耐力壁を追加

格子の耐力壁を追加
格子の耐力壁を追加

【白木町の家】

 

古民家は南側が開放的な造りになっているので、耐力的に弱いことが多いです。白木町の家では、耐震補強として、「格子の耐力壁」を2ヶ所に追加しました。古民家は木の柔らかさ(靭性)を活かした粘り強い柔構造で作られていて、木組みのめり込みや、貫、土壁で地震の力を吸収しながら、減衰させる仕組みになっています。そのため、一般的な筋交いや構造合板による耐力壁では固すぎで、その部分に地震力が集中して破断しまいます。格子の耐力壁は古民家のような柔構造の建物の補強には合っていて、うまく馴染み建物の倒壊を防いでくれます。

 

また意匠的にもアクセントになり光や風も通すので良いと思います。筋交いを入れるよりも材料も手間もかかりますが、それ以上の効果と安心感があり、古民家改修にはおすすめです。

 

 

地獄ほぞ差しで柱の追加


【白木町の家】

 

天井を剥がしてみると、なんと2階の角の部分を支える梁1本を切断し、鉄骨の下地に使うCチャンネルで補強してある状態でした。とても危険であきらかに強度不足だったので、当初の計画にはなかったのですが、柱を追加することに。

 

1度挿すと抜けなくなる「地獄ほぞ差し」。もう2度と抜かないでほしいという願いを込めました。くさびの利かせ加減が難しく、強すぎると途中で入らなくなってどうにもならなくなるので、入れるときは少し緊張します。

 

改修をするときは邪魔になる壁や柱を取ってしまいどんどんと強度が落ちていきやすいですが、こういうときにこそきちんと補強もすることが安全のために大事です。

 

白木町の家、2期工事スタート

白木町の家、2期工事解体中
白木町の家、2期工事解体中

【白木町の家】

 

古民家再生の2期工事がスタートしました。

2期工事は、主にLDKの改修で、まずは床、壁、天井全て解体撤去します。

 

ボードなどで隠れていた天井裏や床下などの様子が分かってきました。もともとは別の場所に建っていたものを移築されているそうで、その時に元の木組みを延長する形で建築されていました。それをさらに途中で増築しているので、何段にも梁を入れて、さらに鉄のCチャンネルで補強などしている状態で、かなり無理やりな工事がされてました。

 

これからも安心して暮らせるように、構造的に弱い部分はしっかりと補強をして工事を進めていきたいと思います。今回は垂直荷重で弱い部分には新たに柱を追加し、水平荷重に対して弱い部分には、格子の耐力壁を追加することにしました。伝統構法の住まいの特徴は、地震力を木組みや土壁で吸収しながら減衰させていくことにあるので、そういった特徴を生かしながら補強していきたいと思います。

 

 

 

直焚き風呂の火入れ式

直焚き風呂の火入れ式
直焚き風呂の火入れ式

【白木町の家】

 

直焚き風呂が完成し、火入れ式をしました。

 

解体から1ヶ月ほどかかりましたが、うまく火が焚けて一安心です。

 

「火の回りもすごく良い。」と喜んでいただけました。

 

これから寒くなる季節、芯からじっくり温まるお風呂でくつろいでいただけたと思います。

 

 

 

直焚き風呂の設置

直焚き風呂の設置
直焚き風呂の設置

【白木町の家】

 

直焚き風呂を設置しました。

 

耐火煉瓦を敷いた上に直焚浴槽用の築炉ユニットを積み、鋳物の浴槽を設置します。

 

レンガ、浴槽とも、結構アバウトなサイズ感ですが、100kg越えの浴槽をうまく据えることができて一安心。

 

匠の技と経験が光ります。

 

 

白木町の家、古民家再生工事スタート

白木町の家、古民家再生工事スタート
白木町の家、古民家再生工事スタート

【白木町の家】

 

白木町で古民家再生工事がスタートしました。まずは1期工事の解体から。来年の春完成予定です。

 

1期工事では、風呂、洗面、トイレ、寝室を作ります。お風呂は現代版の五右衛門風呂、「直焚き風呂」を設置予定です。