【小さな木と土の家】
柱の番付をしました(^^)/。
番付をするときは、すべての柱の4面の表情を記憶して、出来上がりをイメージしながら、番付をします。部屋ごとにどのような表情の木を選ぶかは大工のセンスの見せどころです。
また杉の赤味の部分(心材)はシロアリにとても強く防蟻性が高いので、1階の柱には赤味の多い柱を選びます。柱に杉の赤味勝ちの材を使うことで、薬剤による防蟻処理をせずにすみます。
柱を化粧で使う場合は薬剤を塗りたくないですし、薬剤の効果は数年なので塗り直す必要がありますが、杉の赤味材の効果は半永久に続きます。
また人工乾燥材は急激な乾燥によって、樹脂が抜けてしまっていることが多いので注意が必要です。
そして杉の赤味はやっぱりきれいです(^^)/。